【大掃除用チェックリスト】で効率的に仕上げよう|コツや便利アイテムなども紹介

大掃除に使う「チェックリスト」の存在をご存知ですか?

年末の大掃除に活用すると便利な道具のひとつです。

チェックリストを活用して掃除をすることで、

  • やり残しをなくす
  • 効率的に動いて時間短縮
  • 見落とさないようにする

このような効果が期待できます。

この記事では、大掃除の順番やコツなどについても、まとめて解説していきます。

「そもそもどうして大掃除をするの?」という方におすすめの記事はコチラ

この記事の目次

チェックリスト配布

赤色のペンでチェックを付けると、見えやすいのでオススメです。

  • 掃除場所をまとめているシンプルなリスト
  • 方法まで細かくまとめているリスト

の、2種類を作成しました。

是非お好きな方を印刷して、年末の大掃除にご活用ください。

事前の準備

12月のカレンダーを机に置いて、ペンを持っている。

ゴミの収集日を確認

大掃除で出るゴミは意外と多いので、自治体のゴミ収集スケジュールを事前に確認しておきましょう。

特に、年末年始は収集日が限られることがあるため、事前に確認することが大切です。

大型ゴミや資源ゴミの収集日も含めて、計画を立てましょう。

不用品の見直し

年に一度の大掃除の機会を利用して、家の中の物を減らしたいと考えることもありますよね。

事前に不要なものを整理しておくことで、掃除スペースが確保できたり、掃除中に「捨てるか、取っておくか」悩むことをしなくて済むため、より効率的な作業をすることができます。

掃除する順番を決める

掃除の順序はあらかじめ決めておきましょう。これは、効率的に作業を進めるためには必ず必要な要素となります。

掃除だけでなく、仕事や勉強においても、計画を立てるのと立てないのでは作業効率が変わります。

そこで、チェックリストが必要になります。

効率良く、快適に掃除をしたい方は、チェックリストを使いましょう。

こちらから簡単にダウンロードできます。

また、一般的な掃除の仕方では、上から下、奥から手前の順に掃除を進めていくことがポイントです。そうすることで、二度手間を省くことができ、効率的です。

床を掃除してから、棚を掃除すると、また床にホコリが落ちてしまってもう一度掃除することになってしまいます。

ホコリは上から落ちてくるため、上から順番に掃除しましょう。

買い換える物を準備

長く使った掃除用具やキッチン用品、消耗品などをこの機会に見直し、必要なものを先に買い換えておくとスムーズです。

年末に近づくと、掃除用具は売り切れることも多いので、早めに用意しておくと安心です。

また、大掃除に合わせて模様替えを考えているのであれば、そのために必要な家具や寝具などを事前に用意しておくのもオススメです。

買い換えるべきものとは?

大掃除を機に、身の回りのものをリフレッシュすると、清潔で快適な空間で新年を迎えられます。

買い換えると特に効果を感じられるものを、以下にまとめていきます。

照明

部屋の明るさは空間の雰囲気を大きく変えます。

電気が古くなっている場合、明るいLED電球に交換すると省エネ効果もあり、部屋全体が明るくなります。

ゆりやま

掃除の初めに電球を取り替えると、やる気も出そうだね!

また、電球にも幅広い種類があるため、暖かみのある電球色や昼白色など、シーンに合わせた色合いを選ぶとリラックス出来る空間になります。

カーテン

カーテンはホコリや汚れが付きやすいので、新しいものに取り替えると一気に清潔感が増します。また、同時に部屋の印象もガラッと変えてくれます。

遮光性の高いカーテンや、断熱性の高いカーテンに買い換えることで、外の光や温度を調整しやすく、より快適に過ごすことができます。

洗える素材を選ぶと、お手入れも簡単でオススメです。

カーペット・ラグ

年中敷きっぱなしの場合、汚れが溜まりやすく、匂いも染み付いている可能性があります。

サイズが大きいほど、インテリア面での要素も強いので、この機会にじっくりと悩んで、新品に買い換えてみるのも良いでしょう。

タオル類

フェイスタオルやバスタオルも頻繁に使うと痛みやすくなります。

勘違いをしてしまっている人も多いのですが、タオルは古いものよりも、新品のふわふわの状態の方が吸水率も良い事が知られているため、定期的に買い替えると良いでしょう。

このタイミングでふかふかの新しいタオルに替えると、日常が少し贅沢な気分にもなりそうですね。

ゆりやま

色や柄を統一すると、雰囲気の統一感も出て素敵だね。

キッチン用品

キッチン用品(スポンジ、ふきん、まな板など)を買い換えるのもおすすめです。

キッチン用品は日々の使用で雑菌が繁殖しやすいので、大掃除では必ず買い替えて欲しいポイントです。

特に、スポンジ、ふきん、包丁、まな板などは衛生面を考えて定期的に買い換えるのが良いです。

掃除の前に用意しておくと便利な物

壁に、掃除用具が4つ吊るされている。

年末の大掃除に向けて事前に用意しておくと便利なアイテムをご紹介します。

基本的な掃除用具

  • マスク : 長時間清掃をする時はマスクを着用します。なるべくホコリを吸い込まないようにマスクを付ける所から意識しましょう。
  • 使い捨ての手袋 : 汚れや薬剤から手を保護するために使用します。
  • マイクロファイバークロス : 水回りの掃除の他、ホコリや汚れがよく取れるため、窓や家具や家電の掃除にも最適です。
  • 雑巾 : 雑巾も用意しておきましょう。簡単な汚れやを見つけた時や、ササッと、拭き掃除をする時に使用します。
  • ハンディクリーナー : 細かい場所や狭い隙間にも対応できるものがあると便利です。
  • 掃除機やフロアワイパー : 仕上げとして床に落ちているホコリや、髪の毛を掃除するのに使います。

洗剤・掃除用液剤

  • 重曹、クエン酸 : 大掃除には万能なアイテム。油汚れには重曹、水垢やカビにはクエン酸が効果的です。
  • カビ取り剤 : バスルームや洗濯機のカビ取りに役立ちます。
  • 酸素系漂白剤 : 除菌力、殺菌力があり、汚れを綺麗に取り除きたい時に使用します。
  • 多目的クレンザー : キッチン、バスルーム、家具など、場所を問わずさまざまな所で使える洗剤を1つ用意しておくと便利です。

窓掃除グッズ

  • スクイージー : 掃除後の窓の水切りに使用します。水跡を残さず、綺麗に拭き取ることが可能です。
  • 窓用スプレークリーナー : 窓ガラスの汚れや指紋を簡単に落とせます。

便利なアイテム

  • ラップ、アルミホイル : 油汚れを簡単に落とせる工夫として使用することができます。ラップで汚れを包んで擦ると効果的です。
  • ゴミ袋 : 掃除中に出るゴミをその場でまとめておくために、大容量のものを用意すると良いです。
  • 空のスプレーボトル : 重曹水やクエン酸水などの自作の洗浄液を入れて使用します。
  • 歯ブラシ : 細かい所を磨く際に使用します。出番が多いので、忘れずに用意しましょう。

収納用グッズ

  • 収納ボックスや袋 : 整理整頓をしながら、要らないものをまとめて仕分けるために便利です。
  • ラベルシール : 整理したものにラベルを貼ることで、後に物を探しやすくなります。

事前にこれらを用意しておくことで、大掃除がスムーズに進み、時間の節約にもつながります。

意識して掃除する所

特に意識をして掃除すると良いところは以下のポイントです。

汚れの溜まりやすい所

普段見落としがちな所

主にこの2つの場所に注目すると、家全体が清潔に保たれ気持ちよく新年を迎えることができます。

ゆりやま

掃除をする時は、換気を忘れないでね。

キッチン周り

換気扇は特に油汚れがたまりやすいため、フィルターやファンを分解して掃除しましょう。また、ガスコンロやIHの周りも油汚れがこびりつきやすいため、専用の洗剤でしっかりと拭き取ります。

シンクは、水垢やヌメリが溜まりやすいので、クエン酸や重曹を使用して清潔にしましょう。

換気扇の掃除方法

1 : 準備 換気扇カバーやフィルターを取り外し、重曹や中性洗剤でつけ置きすると油汚れが落ちやすくなります。

2 : 掃除方法 ファンやフィルターを付け置きした後、ブラシやスポンジでしっかり擦ります。特にフィルターの隙間には油が溜まりやすいので、歯ブラシなど、細かいブラシがあると便利です。

3 : 仕上げ すすいだ後、しっかり乾かしてから再度取り付けます。

そういえば、暖かい日にやるのが良いって書いてあったけど本当?

ゆりやま

付け置きした時に温度が下がりにくくて汚れが落ちやすくなるから、なるべく暖かい日を選ぼう!

コンロ回りの掃除方法

1 : 掃除方法 コンロの上には油が飛び散りやすいので、重曹水か、油汚れ専用の洗剤を使い、温かいうちに拭くのがポイントです。

2 : 五徳・受け皿 外せる場合は取り外し、重曹を溶かしたお湯で付け置きしてからブラシで擦ると、こびり付いた焦げや汚れが落ちやすくなります。

シンクの掃除方法

1 : 水垢 シンクの蛇口や周りには水垢がつきやすいので、クエン酸を溶かした水で拭き掃除を行います。頑固な場合は、クエン酸パックを10分ほど置いてから洗い流しましょう。

2 : 排水口 ヌメリやカビは、重曹を振りかけた上に酢を注ぐことで発泡し、効果的に汚れを浮かせてくれます。その後、ブラシで擦り水で洗い流します。

鏡の水垢とカビ取り

この2つも、普段の掃除から徹底して行っている人はあまり居ませんよね。

タイルの目地やシャワーヘッド、シリコン部分など、湿気がこもりやすい部分はカビが発生しやすいので、掃除をして清潔にしましょう。

浴室などの鏡にはウロコ状の水垢がつきやすいので、クエン酸を使ったり、専用のクリーナーで磨くとピカピカになります。

鏡の水垢の掃除方法

1: 準備 クエン酸を水で薄め、スプレーボトルに入れて鏡に吹きかけます。キッチンペーパーを鏡に貼り付け、その上からさらにクエン酸水をスプレーして、10~20分放置しましょう。

2 : 掃除方法 キッチンペーパーを剥がし、スポンジやメラミンスポンジで軽く擦るとウロコ状の水垢が落ちやすくなります。最後に水でしっかり洗い流して、から拭きします。

浴室のカビ取り方法

1: 準備 カビ取り剤を用意します。目地やシリコン部分にカビがある場合、カビ取りジェルなどを使用すると便利です。

2 : 掃除方法 雑巾で乾拭きし、表面の水分を拭き取ります。カビ取り剤をカビに直接塗り、ラップで覆って20~30分ほど放置。時間が経ったらラップを外し、水でよく洗い流して仕上げます。最後に換気を行い、湿気を取り除くとカビが再発しにくくなります。

掃除は必ず換気をしながら行いましょう。

フィルターの清掃

フィルターにホコリが溜まると効率が悪くなるので、フィルター掃除や内部清掃を行います。

キッチンや浴室の換気扇フィルターも油やホコリで汚れやすいので、交換や掃除を行ってください。

エアコンフィルターの掃除方法

1 : 準備 エアコンカバーを開けてフィルターを取り出します。

2 : 掃除方法 まずはフィルターを掃除機で軽くホコリを吸い取り、水洗いをします。洗剤を薄めた水にフィルターを浸け、柔らかいブラシで優しくこするとホコリが綺麗に取れます。

3 : 仕上げ 水をしっかりと切り、完全に乾燥させてから再度取り付けます。湿ったまま取り付けるとカビの原因になるので注意しましょう。

換気扇フィルターの掃除方法

キッチン : 油汚れがつきやすいので、重曹水に浸けてしばらく放置した後、ブラシで汚れを落とします。

浴室 : ホコリが主な汚れなので、取り外して掃除機でホコリを吸い取り、洗剤で軽く洗ったあと、よく乾かして取り付けます。

照明器具

天井の照明は、高い位置にあるためホコリや汚れが目立ちにくく、普段から掃除を心がけようとする人が少ない場所です。

照明や壁付けのライトなどは、ホコリがたまりやすいので外せる部分は外して、拭き掃除を行いましょう。

天井照明の掃除方法

1 : 準備 電球を外し、カバーが外れる場合はカバーも取り外します。ホコリや、小さい虫の死骸が溜まりやすいので注意して取り扱いましょう。

2 : 掃除方法 水洗いが可能な場合、カバーを洗剤で洗い、布で水分を拭き取りましょう。LEDなどの電球は、柔らかい布でカラ拭きすると良いです。

壁付けのライト・間接照明の掃除方法

1 : 掃除方法 取り外しが可能なものは外して水洗い、またはアルコールで拭き取り掃除。ブラシを使って細かい部分のホコリを取ると効果的です。ホコリが溜まりやすいので、定期的な掃除で明るさを保てます。

普段、手の回らない場所や、汚れが蓄積しやすい場所を重点的に掃除すると、年末の大掃除が格段に効果的になり、清潔感もグッと増します。

大掃除のコツについて

① 事前にスケジュールを決める

大掃除に取りかかる前には、スケジュール立てと優先順位決めを行う事が最も大切です。

年末の大掃除は掃除する箇所も多く、それを1日で全て終わらせようとすると疲れてしまいます。週末や休みの日に、場所ごとに掃除を分けて実施していくことがおすすめです。

効率的に作業を進めていくためには、チェックリストを活用することを強くオススメします。

  • 掃除した場所を忘れることを防止
  • 達成感が得られる
  • 家族での役割分担を明確にする

しかし、「一日で終わらせたい!」と思う人もいますよね。大変な作業ほど、短時間で効率的に終わらせてしまう方が魅力的だと思う考え方もあります。なので、最終的には、自分に合ったやり方を選ぶと良いです。

② 服装と環境を整える

徹底的に掃除をするので、汚れても良い動きやすい服装を選びましょう。

ゆったりとした、トレーナーやスウェットなどが適しています。長袖・長ズボンで肌を保護しながら、手足を大きく動かせるようにすると、作業効率が上がります

エプロンやマスクも、出来れば装着しましょう。

汚れても良い服とは言え、エプロンを付けることで服を汚さずに済む可能性もあります。

また、掃除中はホコリが舞いやすいため、マスクを付けておくと吸い込むのを防げます。特に、エアコンフィルターや換気扇掃除の際にはホコリが多く落ちてくるでしょう。

ホコリを吸い込み過ぎるのは、勿論体にも良くないため、しっかりとマスクを着用して、快適に掃除をできるように心がけたいですね。

大掃除に関するQ&A

いつ頃から始めた方が良いですか?

11月下旬から取りかかると余裕をもって進められます。年末に集中しすぎないのがポイントです。

どれくらい細かくやれば良いですか?

基準はありませんが、普段より少し念入りに掃除するのが理想です。

代行をしてくれる業者は居ますか?

はい。現在では数多くの代行業者が大掃除の依頼を引き受けています。

大掃除はするべきですか?

大掃除をする事で得られるメリットは沢山あるので、時間がある場合は、ぜひ大掃除をしましょう。

大掃除をする理由について、もう少し詳しく知りたいという方はこちらもどうぞ

年末大掃除の順序とコツのまとめ

ノートを開いてメモを取っている様子

今回は年末大掃除のポイントやコツをまとめました。

チェックリストをまだ入手していない方は、こちらからダウンロードして、掃除をする際にご活用ください。

効率的に行うために、計画を立てることを心がけましょう。

この記事の目次